七十七銀行の不動産担保ローンはどんな内容?
所有している不動産を有効活用して、まとまった資金を調達したいとお考えではありませんか?
宮城県を拠点とする七十七銀行の不動産担保ローンに関心を持っている方もいらっしゃるかもしれません。
「七十七銀行」では、どのような不動産担保ローンを提供しているのでしょうか。
七十七銀行が提供する不動産を活用したローンについて、金利や融資限度額、利用できる人の条件などを詳しく調べてみました。
七十七銀行に「不動産担保ローン」という名称の商品は存在するのか?
調査の結果、七十七銀行の個人向け・法人向けローン商品ラインナップには、「不動産担保ローン」という名称の、資金使途が自由な商品は見当たりませんでした。
不動産を担保にお金を借りたいと考えている方の中には、事業資金や教育資金など、様々な目的をお持ちの方がいらっしゃるでしょう。
「すぐにでも事業の運転資金が必要なのに、不動産担保ローンがないなら困る…」と感じるかもしれません。
しかし、七十七銀行には不動産を担保に活用できるローンが全くないわけではありません。
特定の目的であれば、所有する不動産を担保提供することで融資を受けられる商品が用意されています。
七十七銀行には、いわゆる「不動産担保ローン」という名称の、資金の使い道が自由な商品は用意されていません。しかし、特定の目的に合致すれば、不動産を担保として活用できるローンがあります。
七十七銀行で不動産を担保にできるローンは2種類
七十七銀行が提供している、不動産を担保とする具体的なローン商品を2つご紹介します。
ご自身の状況や資金の目的に合わせて、どちらが利用できそうか確認してみてください。
シニア層向けの「リバースモーゲージ」
こちらは、宮城県にお住まいの50歳から80歳までの方を対象とした、シニア層向けのローンです。
ご自宅を担保にすることで、リフォームや住み替えなど、セカンドライフを豊かにするための資金を借り入れることができます。
毎月の返済は利息のみで、元金は契約者がお亡くなりになった際に一括で返済する仕組みです。
ココがポイント
融資額は担保となる不動産評価額の最大65%までで、金利は変動金利が適用されます。ただし、事業性資金など自由な目的には利用できない点に注意が必要です。
賃貸経営者向けの「アパートローン」
こちらは、法人または個人事業主の方が、アパートやマンションといった賃貸用建物の新築、購入、増改築のために利用できるローンです。
融資の対象となる賃貸用の建物とその土地を担保とします。
融資額は最大2億円で、返済期間は建物の構造によりますが最長で40年と、大規模な投資にも対応可能です。
事業資金や自由な目的でお金を借りたい場合の代替案
七十七銀行のローンは資金使途が合わない、と感じた方もいらっしゃるでしょう。
急な事業資金が必要な経営者の方や、複数の借入を一本化したい個人の方など、より柔軟な資金調達を求めている方は少なくありません。
そういった場合には、銀行以外の選択肢も視野に入れるのが賢明です。
スピード重視ならノンバンクの不動産担保ローン
「銀行の審査は時間がかかりそうだし、もっと早く資金を確保したい…」
そのようなニーズをお持ちの方には、ノンバンク系の金融機関が提供する不動産担保ローンが適している場合があります。
一般的に銀行よりも審査がスピーディーで、柔軟な対応が期待できるのが特徴です。
「不動産を担保に入れるのは少し抵抗がある」「そもそも担保にできる不動産がない」という方もいるでしょう。
そういった場合は、担保や保証人が不要な無担保ローンを検討するのも一つの手です。
審査が早く、最短で即日融資が可能な商品もあり、最大で800万円程度まで借りられるところもあります。
必見! 担保・保証人不要で最短即日融資も可能なローンはこちら
七十七銀行のローンを利用する際の注意点
七十七銀行のローンを検討するうえでの大切な注意点をお伝えします。
リバースモーゲージやアパートローンは、それぞれ対象者や資金の使い道が明確に定められています。
ご自身の状況や目的が、商品の条件と合致しているかを事前にしっかりと確認することが重要です。
ココに注意
金利や手数料、融資の条件といった内容は、金融情勢の変化などによって見直される可能性があります。最新の情報については、必ず七十七銀行の公式サイトで確認するか、窓口で相談するようにしてください。
七十七銀行の不動産を活用したローンについてお伝えしましたが、ご自身の希望に最も合った資金調達の方法を見つける一助となれば嬉しく思います。